中小企業の労務管理を支援するための社会保険労務士紹介や管理者セミナー、労働保険事務組合を運営する中企団

平成29年2月10日、「徹底解説！無期転換・同一労働同一賃金対策講座」（第2日目：「同一労働同一賃金」対策編）と題して研修会を行いました。

 
ニッポン一億総活躍プランにより、労働者の待遇格差是正のために生まれた同指針ですが、法的拘束力は持ち得ません。そこで、この指針に実効性を持たせるため、関連法を改正すべく動きがあります。そうした法改正につき、専門家の立場から背景を知り分かり易い言葉で伝え、規程改定等の実務に反映させるという観点から、社労士が果たす役割は大きいといえます。

そこで本研修会では様々な労働問題を専門に扱い、多様な働き方に関しても多くの講演を積まれている弁護士の村本浩先生を講師にお招きし、実際の裁判例からポイントを明確にして今後に向けた就業規則や労務管理上の対策をどう講じるべきかを、ガイドライン案の考え方と共にご解説いただきました。